魚津商工会議所青年部の創立40周年を記念して企画した「チョークアート ギネス世界記録に挑戦!!」を10月12日にミラージュランドにて開催しました。その挑戦内容は地面に直接チョークで絵を描き、絵の個数を競うものです。ルールは厳しく、縦1メートル、横1・5メートル以上の枠内に6色のチョークで魚津に因んだ絵を描き、アスファルトが見えなくなるまで塗りつぶして完成させなければなりません。ちなみに現在の世界記録は4年前に米国で描かれた171枚でした。
何ヵ月も前から稗畠実行委員長、永田イベント部会長が先頭に立ち青年部一丸となり計画されたこの企画は大変に大掛かりなイベントで、当日も雨天に備え市内の学校や企業等の協力を得て、テントを80組以上集め設置しました。一番の心配事だった天候ですが、数日前迄は降水確率90%、大型台風19号が直撃という最悪な状況が一転、当日はなんと快晴。努力が報われた瞬間でした。
肝心のイベント参加人数も、当初の締切ではまだ予定人数に達せずギリギリ迄参加を呼びかけておりましたが、イベント一週間前頃から申込が殺到し急遽チョークアートの枠を増やす事となる程でした。
イベント当日、まだ真っ暗な早朝から青年部メンバーで雨天時用に設置していたテントを撤去し、休憩場所のテーブル・イスなどの準備をしました。10時のミラージュランド開園と同時に沢山の来場者が入園し、イベントの受付には参加者の人たちで賑わっておりました。
青年部酒井会長挨拶、ギネス認定員からの説明、永田イベント部会長からの会場説明を終え、いよいよ待ちに待ったイベントの開始。参加者からはリンゴやブドウなどの果物や、イカ、ブリ、カニなど海産物、ゆるキャラ「ミラたん」等の鮮やかな絵が次々に描かれ、約2時間かけすべてが完成しました。
ギネス世界記録の認定に受けるにはアスファルトが見えなくなるまで塗りつぶすという厳しい条件の中、ギネスワールドレコーズジャパンの公式認定員の審査に9割以上の絵が通り、見事にギネス世界記録を達成しました。
その記録は308枚と過去の記録171枚を大幅に上回り、参加した約1,100人がこの快挙を喜び合いました。魚津市初となるギネス世界記録の認定は魚津市のPRにも貢献でき、魚津商工会議所青年部としての役割を十分に果たせた事にとても満足しております。今後も青年部一丸となり地域の発展に貢献できる様に全力を尽くしていく所存です。
余談ですが偶然にもこの日は青年部酒井会長の誕生日でもあり、この事業の成功は会長にとって最高の誕生日プレゼントになったのではないでしょうか。
渉外・広報委員会 委員長 高森純一