会長挨拶

想 造

魚津商工会議所青年部第41代会長 大﨑正貴

2019年度 会長挨拶

この度、魚津商工会議所青年部(以下、魚津 YEG)第 41 代会長を務めさせていただくにあたり、その責務を重く受け止めております。魚津 YEG は45 年に渡る歴史の中、設立の想いと共に魚津YEG らしさを重んじてまいりました。私もその伝統を継承すると共に、昨今日々大きく変化する世の中で、大切な事を守る為には、変化と挑戦が必要なのではないかと考えます。このように想う私は、これまで多くの愛に見守られ、育てていただきました。その愛に感謝し、魚津 YEG メンバーと共に愛の循環を基軸に、邁進してまいります。2020 年の東京オリンピックを目前に、我が国の社会情勢としては、政治・財政・社会保障など多くの問題を抱えながらも、超低金利状態が長く続く中、戦後最長の好景気と評されています。株価高、大手企業は最高益の更新、所得増などと好景気ムードも漂っています。私たちの地域でもそのような声が聞こえていますでしょうか。己の事業では、家庭ではどうでしょうか。個々に違いはあるものの、正直実感がないとの声が多いのが現実です。メディアからの情報と実態のギャップに不満を感じ、力を落としているのが現状です。不景気の波は同時に押し寄せ、好景気の風は中々届かないのが私たち地域の実態なのではと感じます。ただ、見方を変えた時、私たちの生活の実情はそんなに酷いものなのでしょうか。多くの人が生活に困窮し日常生活を送ることに支障がある状況にあるのでしょうか。実は幸せな環境下にあるのではないかとも感じます。恵まれた環境、華やかな話には限りがありません。己の地域や生活を相対的な比較をするのでは無く、唯一無二の絶対的見地で見つめ直してみたいと考えます。地方特有の財政難、少子高齢化、就労者不足、と問題は多岐にわたります。行政側でも財政再建に取り組み始めています。そんな中でも、家族や友と何気なく過ごす日々は、幸に感じます。この街の魅力は何なのか、求める豊かさ、幸せの形はどこにあるのか。私たちはしっかりと足元を見つめ直し、必要なこと、出来ることを考え、想いを持つことが大切なのではないかと感じています。
本年度、魚津 YEG ではこれまでの単年度事業だけではなく、継続性を持った 2 つの事業に取り組みます。1 つは地域産業の根幹である 1 次産業を中心に、年間を通して、子供たちと体験事業に取り組んでまいります。もう 1 つは組織の枠を超え、他団体と横断的な関係を築き、私たちの街について考えます。問題点、必要性、持続性を考え、議論で終わるのではなく、具体的に行動し、形に残すことを目的とします。通常事業としましても経営・広報・会員交流の事業に取り組みます。経営については、青年経済人としてあるべき姿を求めることで、自己研鑽に努め、会員企業の成長に寄与することを目的とします。広報活動も魚津YEG の存在、活動の周知の為に、従来の活動に新たなツールを加えて発信してまいります。また幅広く人材を求め、メンバーの増強に努めます。メンバー間の交流や他団体との親交を含め、魚津YEG に所属する意義をこれまで以上に感じてもらえるように積極的に取り組んでまいります。本年度のスローガンは「想造」と掲げさせていただきます。「想造」とは造語です。“想像(イメージ)しながら創造(クリエイト)する”、そしてそこに己の、地域への熱い想いを乗せて、形として造り上げていきたいとの想いです。
行動こそ時代を先駆けるべき青年の責務と信じ力を合わせ、地域にしっかりとした足跡を残すことを目標に、皆で力強く歩を進めましょう。