会長挨拶

スローガン  二〜 only one

魚津商工会議所青年部第41代会長 荒木 剣

2020年度 会長挨拶

今年度、魚津商工会議所青年部(以下、魚津YEG)第42代会長を務めさせて頂くに当たり、その責務を重く受け止めております。私が2006年に入会して、今まで見てきた14人の歴代会長を振り返ると、皆個性があり、カリスマ性・リーダーシップがあり、会長に相応しい存在でした。同じ位置に自分が就くのには違和感がありましたが、これを良い機会と捉え、自己の研鑽に努め、これまで諸先輩方より学ばせて頂いたことを糧に、この職責を全うする所存であります。私がこの地域で商売をし、生活が出来ているのは、長きに渡り地域の皆様に支えられた結果だと考えております。魚津YEGメンバーも同様に、この地域への関わりを持って生活しています。私はメンバーの成長が地域の皆様への恩返しになり、そして社業の発展に繋がるものと信じ、日々の青年部活動に精進しております。

2020年、東京オリンピックイヤーを迎え、日本経済はリーマン・ショック後に大きく落ち込んだ経済成長率を元に戻し、株式市場も好景気に沸いております。ですが、多くの意見では、現状はまだまだ低水準で、今後世界的な借金バブルの反動を受け、不況に向かっていくと言われています。加えて、AI(人口知能)、技術の発展、人口の減少等々、考えられる難題が表面化し始めるとの予測です。我々は変動・激動の時代の真っ只中にいます。常にアンテナを張り、行く末を見通し、変化に柔軟に対応していく必要があります。

今年度のスローガンは「唯一無二 ~only one~」としました。私の社業である印章の世界で、最も大事にされている言葉です。これは他に代わりが無くただ一つしかない、あるいは他に並ぶものがないほ

ど程度が飛びぬけていることの意です。同じものを作っていても、その仕上がり、デザイン、素材、価格等々、作り手によって違いはあります。例えば既製品を取り扱っていたとしても、接客対応、商品知識、アフターフォロー等々、購入者側が選択するには相応の理由があります。選ばれる会社、店舗、個人になる為には、当たり前のことが当たり前にできているかが重要です。この当たり前のことが、不変のものもあれば、刻々と変化していくものもあると思います。昔とは比べ物にならないぐらいに、情報が溢れている現在ですが、ネットの情報だけでは得られないものも沢山あります。他者との会話、時間の共有、未経験のことへの挑戦、チームで目的の達成、それら全てを経験出来るのが青年部活動だと思います。私自身も多くの人と会話をし、時間を共有し、人生の糧となる経験を魚津YEGで得てきました。まだ入会して日の浅いメンバーはもちろんですが、事業への参加が少ないメンバーにも、積極的に参加してほしいですし、参加し易い環境作りも必要だと感じています。様々な業種の様々なメンバーが日々楽しく活動が出来れば、相乗的に事業の質も上がり、達成度もより向上すると思います。

今年度は様々な人との交流や多くの時間の共有、また各々の質の向上を目指して頂きたいです。私たちは日々の仕事、家族、プライベート、趣味の時間の中において更に青年部活動を行っております。経験は財産です。成功も失敗も全ては自分の糧になり、その人を作る基になり、過去にしてきたこと、これから経験することに無駄なものは一切ないと、私は信じております。それを念頭に置き、経営力の向上の為に青年経済人として個々の質を高める事業、幅広い年代からの声を集め更なる地域発展の可能性を模索する事業、稲作体験を通して地域の未来を支える子供たちとの体験事業、また、会員同士の親睦・会員家族との相互交流を深めるべく過去にない新たな試みへの挑戦。そして広報活動では通年を通して各事業及びその経過も周知・発信。これらの活動は、青年部の根幹である大切な会員の絆を生み、私たちの魅力的、かつ積極的な活動を地域や企業への理解に繋げるものと考えます。今後は卒会者の増加による会員数の減少に歯止めをかける手立ても必要です、魚津YEGが一丸となり、更なるメンバーの増強に取り組みましょう。

結びになりますが、限りある時間を大切にし、時には集中、時にはリラックスして、体も頭も使いながら、色んな経験をして下さい。共に楽しく活動し各々が唯一無二の存在になりましょう。私はその為の青年部運営に全力で努めます、1年間どうぞ宜しくお願い致します。